アートビルダー採用情報

Julia

キケンな新人女子

足場マニアな乙女の
くさび式日誌

楔式足場ってなんですか?忍者?

業界のことをまったく知らなかった私ですが
職人さんに教えてもらった足場の技術や安全対策に
ついて日々レポートしていきます。

ご家族の方へ

試行錯誤の上、くさび式足場を採用したアートビルダー-実技編-

試行錯誤の上、くさび式足場を採用したアートビルダー-実技編-

くさび式足場って一体何?第一弾の特徴編の続き実技編です。アートビルダーでメインとして採用している理由を施工スタッフ工事部長と新人職人さんの体験も交えてまとめてみました。

現場

アートビルダー(株)ではくさび式足場という足場を採用しています。前記事
特徴編
https://recruit.art-builder.co.jp/scaffolding_mania/kusabiashiba1/

では、それぞれメリットやその他の足場との比較を記事にしました。私のような素人でもくさび式足場のメリットと弊社のメイン採用理由がわかり足場マニアに少しだけ近づきました!さてそのメリットを知った上で実際に職人さんに現場でどのようにこの特徴を活かせているのか、またその施工のポイントなども深掘りしていく実践編をご紹介させていただきたいと思います。前回に引き続きアートビルダーの施工スタッフのボスこと工事部長坂野さん。3か月の新人職人さんに体験談合わせて聞いてきました。続きレポートまとめましたのでご覧ください!

引き続きくさび式足場について教えてくださーい!🌟(フガっ!)

任せなさい!!

よろしくお願いします!

くさび式足場で進める段取り

色々な足場があって、それぞれ得意不得意あるってわかったんですが、くさび式足場ってどうやって組んでいくんですか❓

足場を組み時は、色々と段取りがあって意外かもしれないけどすごく計画的に頭をつかって組んでいく!

頭使うんですね!!!意外です!!

頭使うってところが意外っていうリアクションでかすぎだろ!!何も考えていないと思ってる?

は….
いいえ!
そこは職人さんのセンスで建てていくのかと思っていました(; ・`д・´)

センスも結構いるとは思うよ。ただ、段取りの話をすると
指示書を受け取って、建物のメーター数を見て、必要な部材数を決めるための割を出す。

ちょちょチョちょちょちょっと待ってー!坂野さん!
割ってなんだっぺ??

割とは、資材の数や長さの関係。
つまり割出しは足場を組み上での資材の必要な長さと数を割り出すこと。

例えば4500だと、1800+1800+900で1800mm部材が2個と900mm部材1個で組むってこと。本当はここに角にくる部材のことや柱とかも計算がいるんだけど、すげえ単純に言うとこの計算を割り出しと言う。

計算できるんけ??

できるわー!クハ56!!!!

割が出て子方にも周知すれば、部際の用意や各自の役割が明確になります。
→必要部材を出してトラックに積み込み
→トラックを後ろからみて、左側が柱、右側に板と手摺 真ん中に細かい部材を置くのが基本
→建物のどの辺にトラックを停めるかによって、置き方が変わる
→現場でも運搬をなるべく少なくするために積み方を考える。

明確に先輩から何をするのか言ってもらえると動きやすいです。坂野さんは声がバカみたいに大きくてはっきり指示を出してくれるのでありがたいです。まだまだ現場ではわからないことも多いですが、少しずつ動けるようになってきました。

親方はジャッキ敷板を置いて大体の組む場所を決めていきます。建物からどれくらい離すのか、メジャーを使って図りながら設置していきます。

子方は必要場所に部材を運びます。親方は、子方が置いた材料を使って組み上げていきます。

とにかく最初は資材が重いと感じました。。地面で運ぶのも大変でしたが、それを足場を登って運ぶとなるとまだまだ慣れない狭い場所では、重さが倍に感じます。そういった意味ではできるだけコンパクトで軽い資材がありがたいと思います。

組み上げる時も同じことが言える。なるべく軽くて、そして簡単に組み上げられることがかなり重要。足場って登ってみると何もしなくても少し怖いけど作業し出すともっと怖い。これは慣れてもある。落ちる怖さももちろんあるんだけど、落とす怖さは経験積んでも消えない。想像力が豊かになるっていうか、最悪の場合を想定する能力が上がる。だからここでハンマー落としたらどうしようとか、資材落としたらシャレになんねー!とか、色々考えて作業するようになる。
だから組みやすさっていうのは時短以外にも安全面でめちゃめちゃ重要!安全第一。これは誰がなんといおうとアートビルダーでは絶対。事故がおきれば楽しくない。

なるほど!!そうなんですね!( ..)φメモメモ

くさび式足場のコンパクトな設計とハンマーのみで施工できる利点が職人さんにとってとても大きいことがわかりました。

部材の運び方、持ち方

現場では、最初に教わったことは挨拶や礼儀、ルールでしたが、作業に関しては部材を覚えることから始まりました!

未経験者は最初に部材名を覚え、部材の持ち方を覚えます。
次は現場実践。トラックから実際組み立て場所まで運びます。
慣れないと身体に負担がとてもかかります。決められた作業時間内で現場を終わらせるためにも、運ぶ体力や運び方の技術も必要。

今は少しマシになりましたが、最初はこの運び方がわからなくて、なんか資材で自分の体ぶつけちゃうし、重いし、手痛くなるし、で。。
でも先輩はすごいスイスイ運ぶんです。何枚も重ねて。超人かと思いました。

決められた作業時間内で現場を終わらせるためにも、運ぶ体力だけでなく、運び方の技術も必要になります。

持ちかた比較

人 悪い見本↓

最初の頃は体の重心が取れずに手で持とうとする。

経験者 良い見本↓

しっかりと部材の重心を見つけてバランスよく持てば運びやすく崩れない。

持つ場所のポイントさえつかめば小柄な職人でも6本以上も楽々運べます。

最初はみんな運べないよ!持てないのがかわいいww
決められた作業時間内で現場を終わらせるためにも、運ぶ体力だけでなく、運び方の技術も必要になります。足場資材を運ぶときは、資材をもつ位置と、体にかける重心とかバランスが大切。そこのバランスさえつかめば実はそんなに力がいらない。逆にバランスが悪いと体が痛くなったり、腰にきたりするから、早くコツをつかむことが大切。

そうなんですか~?わ、わたしでも持てまずか😎❓

全然もてるよ。少ないけど、女性の鳶職で活躍されている方もいるしね。

これは、いつか来るかもしれねえ現場デビューに備えて筋トレしとかねえといけねえかなあ。職人さんがたまたま複数人ぎっくり腰になっちまってよぉ。。。
坂野「社長!職人がたりません!今日中に終わらせなければいけない現場なのに応援もいないんです!」
社長「くそー!だ、だれか!す、すいませーん。このなかに足場をはこべる人はいませんか~」
私「ふっ。社長私運べます!」
社長「ほ、本当か!」
私「はい。お任せください!社長足場を運びは力じゃありませんから。だいじなのはバ・ラ・ン・ス!!」)

ふがっふがっ🌟
これで一躍救世主確定だなっ!今晩から筋トレしねーとな。ふふふ💖

ベテランでも怖い高さは4F以上

私なんてみているだけで足がすくんじゃうのですが、、
足場って揺れるものですか?

揺れる!ただこれはどの足場でも揺れるし、揺れない!

揺れるし揺れない??(坂野さんお酒飲みすぎてお茶でよっぱらう技を覚えちまったか…?)

つまり組み方次第ってこと。高くなればなるほど揺れると思いがちだけど、高い現場は大規模案件が多くて、その分、下から大きくしっかり組む。建物から直接壁つなぎを取れるから安定する。だから高くてもゆれない。
逆に小規模住宅で3F建の案件とかで、足場を組むスペースが足らないとかで若干揺れる足場になっちゃうことがある。それでも安全基準を満たしてやるので、特に大きく揺れるなんてことはない。それは単管でも枠組でも言えること。

高くなればなるほど、揺れて怖いのかと思っていました!!
…って壁つなぎってなんだっぺ??ふがっ!🌟

壁つなぎは、壁に直接穴を開けて足場と連結させ固定するもの。
実際、高くなればなるほど怖いのは怖い。それは揺れるからではなく、やっぱり「助からない・なんらかの怪我をする高さ」だから怖くなる。4F以上かな。
これは馴れで消える部分はあっても、ベテランになればなるほど4F以上の怖さをもっている。想像力の問題かな。どうすれば危険、怪我する、命に関わるっていうのがベテランほど鮮明に想像できるから、恐怖心がずっとある。というか、ちゃんと持つようにしている。
子供のころは怖くなかったものが大人になってから怖くなった。みたいな感覚に似てるかな。

職人にとって、この恐怖心をもっていることが命綱になっているんですね。弊社では安全を物理的に対策する方法も行なっていますが、こういった意識の共有も欠かさずに行なっています。

足場を組む上で一番気をつけていることは安全性

足場を組んでいる時って何を気をつけているですか?

材料を落とさない事(他の人を傷つけてしまうから)
周りの職人にケガをさせない、自分が落ちない事、死なない事。
何度も言うけど安全第一!

これらの事がおきない様に常に職人には声がけをすることを心掛けさせています。無理な体制での作業をしない、無理に材料を持たない、焦らず冷静に作業に取組むという風に無理をさせないを徹底して新人には教えています。ひと昔前は、無理をしないことがダサいみたいな風潮もあって先輩から怒られるなんてこともなきにしもあらずな業界ではありましたが。これは絶対によくないことなので弊社では安全第一を徹底しているようです。

注意力を常に発揮するために冷静でいることがだいじなんですね〜。ではあせっちゃう時ってどんな時なんだっぺ?

思っていたのと違く、組み方を間違てしまったり部材が足りなくなったときとか時間が足りず、終わらなそうなとき。
いっぱいあるけど、そうならないために段取りの時点でしっかりすることが大切!…(だっぺ?)

人員作業効率化と新人がいる現場だからくさび式という選択

未経験の子方がいる場合、特に気を付けていることはなんだっぺ?

何をすれば危険ってことは絶対に教える。そして新人に怪我をさせないこと。これは大前提。
仕事を楽しいと思ってもらえる様に、つまらないと思わせない様に心がけている。具体的に何が楽しいかって色々あるけど、まずは仲良くなることかな。
あ、あと出ちゃってるぞ!茨城弁。。

きゃっ!

坂野さんはマジで面白いです!一緒にいると笑いが絶えないです。

仕事を楽しんでもらうためには色々なやり方があります。本質的な部分で言うと仕事自体を楽しめることが一番。仕事を真剣に取り組み達成感や自身の成長を感じることができれば、きっと楽しい瞬間は訪れます。またその延長に現場を任されたりと責任がでてきたり、難しい状況下でも時間どおりに現場を終わらせるなどできれば一体感や達成感は倍増し楽しくなることは間違いない。

その中で、坂野さんはくさび式足場には施工を覚える楽しさがあるとも言っていました。資材を組むのがプラモデルみたいな感覚で早く組めると楽しくなっていくので。仕事を覚える上で楽しいってことは非常に重要です。


しかし、はじめたての新人さんにはできることも限られているので、中々こういった達成感を最初から仕事の中に見つけるのは難しい。ただアートビルダーは人の良さには絶対の自身があります!出来ない新人を楽しませながら成長させる面白い先輩職人が多数いるので。

未経験の人のことも考えて仕事しているんですね!さすが工事部長〜!💛

組み立て方も、やり方も社内で共通のことはあるけど、人ぞれぞれの現場判断でもちがう。

面ごとに組み立てる人と基礎となる下の部分を先に組むパターンがあるってことですよね?

そう!俺は基礎となる下の部分を先に全面組み立ててから上にあげるやり方のほうが得意なのでそっちを選ぶことの方が多いかな。まあ、本当に現場次第だけどね。配置の決め手は、できる人にやらせている。

アートビルダーでは、各々の現場の親方の判断で組み方は任せています。

特徴編まとめ

実践編のお話を聞いて、
シンプルだから、資材が軽い→資材が軽いから荷積みが簡易→簡易で運びやすいから現場渡しの応用がきいてコストカットに繋がる。
シンプルだから、施工が簡単→簡単だから作業効率が高い→作業効率が高いから職人さんの負担が減る→安全対策配慮の余裕が生まれる→安全だから信頼や品質に繋がる。

特徴編で挙げた、作業効率が高いから職人さんの負担が減る。と言う部分が
覚えるまでに少し時間はかかるけど、慣れれば効率が良いし、結果楽になる。
組み方を教えるのも資材や方法によって変わってきます。くさび式は複雑な部分もあるため、新人に教えるのは根気も入りますが、坂野さん含め現場の先輩が丁寧に教えているから成り立っているのかなあと思いました。

また、職人さんが普段色々考えて仕事に向き合っていることがわかりました。

足場マニアに向けて最初の一歩になったかなあ。くさび式足場は、たくさんのメリットがありつつ、アートビルダーのやり方にあっている足場であることがよくわかりました。

ここまで読んでいただきましてありがとうございます!

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キケンな新人女子

記事の筆者

キケンな足場屋アートビルダーの総務

ジュリア

株式会社アートビルダーの新人事務員です。日々足場のことを勉強中です!日本語に少々難があると言われています。あ、外国語じゃなくて茨城弁の方です。自分では思ってないのですが天然と言われます。内緒ですが私も立派な社会人なので『脱・田舎ヤンキー感』を目指しています。まじめに頑張りますの夜露死苦お願いします♡

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